マリオットマーキーズ整備士ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はW463 G500 エンジンがかからない点検修理です。
セルモーターも回りませんでしたのでレッカーでのご入庫になりました。
手押しでなんとか駐車場に入れ、早速診断を開始します。
まずは症状の確認です。
イグニッションがONになるので少なからずバッテリーは使用できそうです。
バッテリーの状態を測定すると特に問題ありませんでした。
テスターを接続し、故障メモリの確認も行います。
多数のメモリの入力がありましたが過去故障なのでおそらくほとんどが関係無いかと思います。
セルモーターのリレーが動いていて電流も流れていることが確認できました。診断結果からセルモーター本体を疑います。
w463のセルモーターはエンジン下側に取り付けられているので下に潜り取り外します。
エンジンマウントブラケットが邪魔で外しにくいですがサラッと外します。
セルモーターが外れたらバッテリーを直接繋ぎ単体テストを行います。
単体テストでセルモーターが全く作動しなかったのでセルモーターの不具合と断定しました。
お客様へ説明しご理解頂き部品を発注しました。
古いセルモーターは外してあるので逆の手順で新品に交換していきます。
交換が終わりキーを捻ると元気よくセルモーターが回り、何度かテストし特に問題なく作業完了となります。
弊社ではGクラスでも些細なことでも対応いたしますので是非お問合せください!